日本の宮崎駿さんはジブリブームを作った監督で、世界中でジブリを知らない方はいないのではないでしょうか。
となりのトトロは日本の独特な田園風景を取り入れ、古き良き日本の田舎や古民家を表現しています。
そのとなりのトトロの聖地と言われる場所とトトロを生み出した宮崎駿さんの自宅情報についてまとめてみました!
宮崎駿の自宅アトリエは所沢市上安松!外観写真や住所
と言っても東京都東村山市との県境付近ですが、ここは自然が豊かで柳瀬川が流れる淵の森という場所があります。
淵の森の埼玉寄りの土地は宮崎駿さんが3億円で買い取って公有地として市に寄付したそうです。
宮崎駿さんのご自宅は正確な住所としては公表されていません。
しかし宮崎駿さんは1996年埼玉県所沢と東京都東村山市の県境の淵が森の保全連絡協議会を結成し会長に就任されています。
その連絡先の住所が埼玉県所沢市上安松476-1となっています。
この住所は事務局長の安田敏男さん宅のようですが、淵が森から徒歩圏内で宮崎駿さんも徒歩で淵が森には来ているそうなので近所なのではないかと個人的には思います。
宮崎駿さんはあくまで埼玉市民として長年この土地の草刈りをされていました。
決まった日にこの地を訪れると、宮崎駿さんにお会いできるんですよ。
小金井は宮崎駿の自宅ではなくスタジオジブリの住所
宮崎駿さんの関連深い東京都小金井市ですが、ここはスタジオジブリの住所で仕事場なんです。
もちろん宮崎駿さんに関連があるのはスタジオジブリだけではありません。
スタジオジブリのスタッフ用の保育園(3匹の熊の家)も宮崎駿さんが手掛けた建物だそうです。
メルヘンで可愛いですし保育所らしく落ち着いた雰囲気で素敵です。
ここなら毎日通いたくなりそうです。
更にこの周辺には宮崎駿さんのアトリエもあります。
ネットではアトリエと紹介されているものと、個人事務所(二馬力)としているサイトがあります。
ちなみにアトリエというとアーティストなら作業中はずっと詰めているイメージがありますよね。
宮崎駿さんも作品を作っている間はやはり詰めているのではないでしょうか。
さてそこで、この小金井にあるスタジオジブリについて見ていきたいと思います!
最寄り駅は東小金井駅で歩いて行ける距離ですので、お散歩をかねて歩いていくのもいいですね。
このスタジオジブリの外観ですが、コンクリートが打ちっぱなしで見た目もオシャレな建物です。
窓もたくさんついていて、館内はとても明るくて良い作品が生まれるのも頷けます。
この辺りは東京都の東部に位置する多摩地域に属する土地です。
東京都でありながら自然が豊かで、また静かな所なので宮崎駿さんが作品作りに没頭できる地域なのは明らかで、息抜きするのも自然に触れながら気楽にできそうですね。
「となりのトトロ」は所沢市から生まれた
宮崎駿さんは、昭和30年代の埼玉県所沢市をイメージしてこの「となりのトトロ」の世界観を作り出したのです。
”トトロ誕生”でネット検索するとヒットしますので、トトロのモデル地をたどっていきましょう!
埼玉県所沢市にある「クロスケの家」は明治30年代に建造されました。
明治32年に現在の場所に移築してからは「トトロの森」の保全活動の拠点になっています。
この「クロスケの家」は火・水・土曜日(祝日を除く)に一般公開もされており、中を見学できますのでジブリファンには是非訪れたい場所なんです!
入館料はかかりませんが、保全基金の寄付には協力したいですね。
更にこの「クロスケの家」の敷地内にある蔵の茶工場は、2013年6月に国の登録有形文化財に認定されています。
「クロスケの家」は映画に登場する世界観がそのまま味わえるんです!
長~い縁側から差し込む日の光から逃げる”まっくろくろすけ”が目に浮かぶような広い座敷。
真っ黒な二階に続く急な階段を見上げると背後からサツキの「まっくろくろすけ出ておいで~!」と大きな声が聞こえそう。
急な階段をおっかなびっくり上がっていくと、広い吹き抜けの空間があり作中では真っ暗な中雨戸をズーっと開けるシーンが蘇ります。
トトロの住処といえば、緑深い森です。
森の中の緑のトンネルを抜けた先に主であるトトロが眠っているシーンですが、そのモデルも存在します。
所沢市北野にある「白旗塚」別名は「小手指古戦場跡」です。
ここは畑の中に位置し、記念碑までの森の中を抜けていく道筋は作中の風景そのままをイメージして下さい。
白旗塚は鎌倉時代後期から南北朝時代に活躍した武将・新田義貞率いる新田軍が本陣にした地です。
また近辺には誓詞橋(新田軍が誓いを立てた場所)もあります。
そうトトロの住処のモデルになったこの地は、700年前鎌倉幕府を倒すために新田義貞軍が戦った地なのです。
そして緑のトンネルを抜けた先には祠があり、この祠は作中にも巨大なクスノキの根本に描かれていましたね。
ここ所沢にはこのように、トトロの核となる描写のモデル地が点在。
当時の宮崎駿さんはこの地を見ながら、トトロを思い描いたのでしょう。
宮崎駿の日課はトトロの森のゴミ拾い
その時の見出しや記事内には、宮崎駿さんが「日課のごみ拾い中」であったことが書かれていました。
取材を受けた理由はあの鬼滅の刃が、宮崎駿さんの傑作作品の「千と千尋の神隠し」の興行収入に迫っていますが…という理由でした。
しかし、この時も宮崎駿さんは「まあ、僕には関係ないこと」「そんなこと、どうでもいいよ。世の中はいつもインフレになっているんですから。ゴミを拾わないと」と答えます。
その他の記者の質問にも取り付く島なく日課のごみ拾いを続行します。
フラッシュの記者の目にはこの光景がどう映ったのかは不明ですが、あの世界的な宮崎駿監督がゴミ拾いを何より大事にしているように個人的には感じました。
そして過去2016年と2017年に週刊女性PRIMEでもゴミ拾いをしている姿が写真に捉えられていました。
半袖を着用されている時とダウンジャケットを着用している写真の二枚。
特に2017年時の写真の下部には<自宅近くの”トトロの森”で、毎朝1時以上かけてゴミ拾いをしている>と添えられています。
そんな時期にもう高齢になってきている体でゴミ拾いをなさるということは、このゴミ拾いの日課は長く続けられていることなのでしょう。
宮崎駿の行きつけのお店は?おすすめは秋津の喫茶店
東京都東村山市秋津にある、焼き立てフレッシュパンのお店”サントアン”。
少し辛い目のカレーパンは宮崎駿さんのお気に入りなんだそうです。
宮崎駿の行きつけのお店は?おすすめは秋津の喫茶店
宮崎駿さんがこよなく愛したパン屋さんがあるという噂を聞きました。
東京都東村山市秋津にある、焼き立てフレッシュパンのお店”サントアン”。
少し辛い目のカレーパンは宮崎駿さんのお気に入りなんだそうです。
あるサイトで拝見した記事には、たまたま入店したライターさんに店主がオススメを教えてくれた際に「宮崎駿さんなんか散歩の途中に必ず寄って”カレーパン”4個ぐらい買っていくんだから」と話したそうです。
ライターさんがビックリして「あの宮崎駿?となりのトトロの?ですか?」と尋ねますと「そうそう。近所なんだよ。近所っても所沢なんだけど」って話でした。
余談ですが、このお店はある有名人とも関係が深いことが判明しました。
元Winkの相田翔子さん働いていたとのこと!
店内の目立つ場所には相田翔子さんの写真が飾られていて、Winkが全盛期の時は<Wink>というハート形のパンが売られていたそうです。
話は宮崎駿さんに戻りますがご店主がこんなに親し気に宮崎駿さんのことを話す位だから、何度もお店にいらしてるんでしょうね。
このお店の住所の秋津に関係あるかは不明ですが、宮崎駿さんの別ネームを皆さんはご存知でしょうか?
若かりし宮崎駿さんは秋津三郎というペンネームを名乗っていました。
このペンネーム時代の漫画<砂漠の民>という、シルクロードをめぐる民族間の紛争をテーマとした作品で1969年9月から1970年3月、週刊少年少女新聞で連載されていました。
後に「風の谷のナウシカ」や「シュナの旅」の原点になった作品です。
この頃から秋津に思い入れがあったかどうかは不明なのですが、今こうして宮崎駿さんが愛したお店が秋津にあると聞くとロマンを感じますよね。
まとめ
日本を代表する宮崎駿さんは作風に現れているように、自然を好みまた地域に溶け込んだ生活をしている人でした。
ジブリの生みの親、宮崎駿さんの自然が残る地域での生活とそのトトロの聖地である所沢についてまとめました。
興味がある方はぜひトトロ生誕の地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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